この記事では、PHPにおける文字列から数値への変換方法について解説します。
PHPは動的型付け言語であり、変数のデータ型を宣言する必要がありません。
そのため、文字列から数値への変換はよく使われます。
この記事は初級者から中級者までのエンジニアを対象にしています。
PHPにおけるデータ型について
PHPには様々なデータ型があります。その中でも、本記事で使用する主なデータ型は以下のとおりです。
- 文字列型(string)
- 整数型(integer)
- 浮動小数点数型(float)
文字列から整数値に変換する方法
PHPでは、文字列から整数値に変換する方法がいくつかあります。
intval関数を使用する方法
intval関数は、文字列を整数値に変換する際に使われる関数です。
例えば、以下のようなコードで使用することができます。
$str = "123";
$int = intval($str);
echo $int;
PHPこの場合、文字列の「123」が整数の「123」に変換され、変数$intに代入されます。
型キャストを利用する方法
(int)を使って、文字列を整数型にキャストする方法です。以下の例を参照してください。
$str = "456";
$int = (int)$str;
echo $int;
PHPこの場合も、文字列の「456」が整数の「456」に変換され、変数$intに代入されます。
文字列から浮動小数点数に変換する方法
次に、PHPで文字列から浮動小数点数に変換する方法を説明します。
こちらも、二つの方法があります。
floatval関数を使用する方法
floatval関数は、文字列を浮動小数点数に変換する際に使われる関数です。
以下のようなコードで使用することができます。
$str = "3.14";
$float = floatval($str);
echo $float;
PHPこの場合、文字列の「3.14」が浮動小数点数の「3.14」に変換され、変数$floatに代入されます。
型キャストを利用する方法
(float)を使って、文字列を浮動小数点数型にキャストする方法です。
以下の例を参照してください。
$str = "1.23";
$float = (float)$str;
echo $float;
PHPこの場合も、文字列の「1.23」が浮動小数点数の「1.23」に変換され、変数$floatに代入されます。
まとめ
本記事では、PHPで文字列から数値への変換方法について解説しました。
文字列から整数値に変換する際には、intval関数や型キャストを利用する方法があります。
文字列から浮動小数点数に変換する際には、floatval関数や型キャストを利用する方法があります。
どちらの方法を使用しても、簡単に文字列から数値への変換が可能です。
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