Laravelには便利なartisanコマンドが備わっています。
このコマンドを利用すると、自動でクラスなどを作ってくれたりマイグレーションを実行したりと、非常に便利な機能であります。
ですが、Laravel 10.xには執筆現在（10.4.1）で106ものコマンドがあります。
今回はこの中からよく使うものをまとめて紹介します。
sailを利用して実行する場合はphpをvendor/bin/sail（エイリアスを設定している場合はエイリアス名）と読み替えて実行してください。
お助け系
とりあえず困ったときはこれを使いましょう。
一覧から探したり、使い方やオプションを調べたりと、よく利用します。
help
コマンドの説明を表示します。(コマンド --helpでも同じです)
php artisan help <command>list
コマンドの一覧を表示します。
php artisan listルートの確認
route:list
ルートの一覧を表示します。
php artisan route:list【Laravel】artisanのroute:listコマンドを解説
マイグレーション系
make:migration
マイグレーションファイル作成
php artisan make:migration <name>【Laravel】artisanのmake:migrationコマンドを解説
migrate
マイグレーションの実行をします
php artisan migrate【Laravel】artisanのmigrateコマンドを解説
migrate:fresh
全てのテーブルを削除し、再度実行します。
php artisan migrate:fresh【Laravel】artisanのmigrate:freshコマンドを解説
migrate:refresh
全てのマイグレーションを戻し、再度実行します。
php artisan migrate:refresh【Laravel】artisanのmigrate:refreshコマンドを解説
migrate:reset
全てのマイグレーションをロールバックします。
php artisan migrate:reset【Laravel】artisanのmigrate:resetコマンドを解説
コラム：migrate:freshとmigrate:refreshの違い
migrate:freshはテーブルを全てドロップしてからup()を実行します。
対してmigrate:refreshはdown()を実行してからup()を実行します。
コントローラー系
make:controller
コントローラーを作成します。
php artisan make:controller <name>【Laravel】artisanのmake:controllerコマンドを解説
モデル系
make:model
モデルを作成します。
php artisan make:model <name>【Laravel】artisanのmake:modelコマンドを解説
シーダー系
make:seeder
シーダーファイルを作成します。
php artisan make:seeder <name>【Laravel】artisanのmake:seederコマンドを解説
db:seed
シーダーを実行します。
php artisan db:seed【Laravel】artisanのdb:seedコマンドを解説
キャッシュクリア系
cache:clear
アプリケーションのキャッシュをクリアします。
php artisan cache:clear # アプリケーションのキャッシュをクリア【Laravel】artisanのcache:clearコマンドを解説
config:clear
Configのキャッシュをクリアします。
php artisan config:clear【Laravel】artisanのconfig:clearコマンドを解説
route:clear
Routerのキャッシュをクリアします。
php artisan route:clear【Laravel】artisanのroute:clearコマンドを解説
view:clear
コンパイルされたViewのキャッシュをクリアします。
php artisan view:clear【Laravel】artisanのview:clearコマンドを解説
その他
以下にコマンド一覧を作成して個別に解説をしているので参照してみてください。
以上、よく使うものがあれば随時追加していくつもりです。
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